原文:
東京工業大学の次の学長に内定していた副学長が、研究費の一部を取り引き業者に預けるなど不適切な経理処理を行っていた疑いがあることが分かり、本人が学長への就任を辞退するとともに、大学が調査委員会を設置して実態の解明に向けて調査を始めました。
研究費の不適切な経理処理の疑いがもたれているのは、東京工業大学の理事で副学長の大倉一郎名誉教授(66)です。東京工業大学によりますと、今月19日に「大倉副学長が研究費を取引業者に預けているのではないか」という指摘が外部からあり、確認した結果、不適切な経理処理の疑いが否定できなかったということです。このため大学は、今月25日に調査委員会を設置して、実態の解明に向けて調査を始めました。大倉副学長は、ことし10月から次の学長に就任することが内定していましたが、昨日付けで「一身上の都合」を理由に辞退しています。大学では、本人や関係者から聞き取りをするとともに、指摘のあった平成15年から16年ごろの伝票などを中心に調べて1か月から2か月後をめどに中間報告をまとめたいとしています。これについて、高木文部科学大臣は記者会見で「早急な全容解明と再発防止を強く求めたい」と述べたうえで、ほかの大学などで同じような研究費の不適切な経理がないか、早急に調べるよう全国の大学に通知する考えを示しました。この問題を巡っては、慶応大学や東京農業大学、工学院大学、成蹊大学でも同じような指摘などがあり、大学が調査委員会を設置して調査を始めています。
译文:
由东京工业大学校长内定的副校长,由于有挪用部分研究经费的嫌疑,本人向校长提出辞职申请,同时,学校内部成立调查委员会,为了解事实真相开始进行调查。
有研究经费处理不当嫌疑的是东京工业大学理事兼副校长大仓一郎名誉教授(66岁)。据东京工业大学消息,本月19日,“大仓副校长是否把研究经费预存到了合作公司?”此消息一出,备受外部指责。经调查,无法否认经费处理不当。据此大学于本月25日成立调查委员会,为了解事实真相开始调查。大仓副校长于今年10月被校长内定,但在昨天以“个人”为由提出辞职。在学校内部,听取当事人及有关人员的同时,以拿出平成15年到16年之间的发票为中心进行一到两个月的调查,在此期间的有关报告要收集齐全。就此,高木文部负责人在记者招待会上称:“尽快查明事实,防止类似事件再次发生。”并呼吁通知全国大学,查明其它学校是否也存在类似的经费处理不当的事件。围绕这个问题,庆应大学,东京农业大学、东京工业学院和成蹊大学也都成立调查委员会,开始调查类似问题。